2017年も残すところあとわずか。今年も色々なものを買って散財したので、「買ってよかった」と思えたものを分野ごとにまとめてみようと思う。第1回目は、ガジェットとアプリをご紹介する。
ガジェット関係
【デジタル一眼】PENTAX K-70
手頃な価格で手に入る全天候対応のデジタル一眼レフカメラ(APS-C)。
10万円程度のの価格帯では珍しく防塵防滴。
たまたま売り場にいた販売員がRICOHからの応援の方で、非売品のガイドブックやカメラバックをサービスしていただいた。家電量販店でこんなにいい買い物をしたのは初めてかもしれない。
【キーボード】Happy Hacking Keyboard Professional BT
腱鞘炎になりがちだった腕の疲れを大幅に軽減してくれた静電無接点型キーボード。
タイピングを強くしがちな筆者はAppleのキーボードのように薄いものよりもストロークの深いものの方が合っているようだ。バード電子製のHHKBスマートケースに入れて持ち歩いている。ノートパソコンに載せて使う「尊師スタイル」に最適なアクリル板が発売されたので、それも試してみようと思っている。
【トラックボールマウス】Logicool M570t
トラックボールはゲーマーやギークが使うものという先入観があって使ってこなかったが、実際に試してみると腕への負担が少ないのか全然疲れない。
USB-A端子の受信機が必要なのでUSB-CしかないMacBookやMacBook Proユーザーには不適だったが、Bluetooth対応の新機種(Logicool MXTB1s)が2017年9月に発売された。
今後トラックボールの購入を検討される方はそちらの方がいいかもしれない。
【イヤホン】JVC KENWOODマルチライブモニターイヤホン
2016年にクラウドファンディングサイト「Makuake」で購入して2017年2月にワイヤレスイヤホン(XE-M1BT)。
内臓マイクで外部音を取り込めるためライブセッション向けという触れ込みだが、ノイズキャンセリング機能のほか、「会話(Talk)」「電車(Train)」「散歩(Walk)」モードも搭載。
通常の耳栓型イヤホンで街歩きをするのは危険だが、これなら安全に使えるのでおすすめだ。
残念ながら現在のところ一般発売はされていないが、外部音取り込み機能はSONYのウォークマン「NW-A40シリーズ」やヘッドホン「h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)、PioneerのノイズキャンセリングイヤホンRayzなどに搭載されている。
JVC EX-NW1
実際に購入したのは2016年12月なのだが、非常にオススメしたいスピーカーセットなので書いてみる。
名刺サイズのウッドコーンスピーカーとアンプのセットで、このサイズからは考えられないほど重厚なサウンドを鳴らしてくれる。アンプの出力が弱いので、ヘッドホン端子はちょっとイマイチ。イヤホンを接続すると十分に鳴るのだが…。
ノートパソコンのスピーカーの音質に満足できない人向け。デスクトップパソコンで机上のスペースに余裕のある方にはDENONのアンプにお好みのスピーカーを組み合わせた方がいいと思う。
ソフトウェア
【エディタ】 Ulysses
今年の7月にこのブログを始めてからしばらくはmacOSの「メモ」(Notes)アプリを使っていたが、Ulyssesを買ってからは完全に手放せなくなってしまった。
WordPressへの投稿機能がついているのでブロガーにとっては必需品だ。
iOS版とmacOS版があり、シームレスに使えるのも非常に嬉しい。現在は月額課金制になっており、14日間の無料仕様ができるのでぜひ試してほしい。
【PDF編集】Adobe Acrobat Pro
言わずと知れたPDF編集用ソフト。
仕事でPDFの編集をするために購入したが、純正だけあって機能が豊富。
ただアノテーション(注釈)をつける機能があちこちに散らばっているのが残念に思う。
純正にこだわらないなら後述するPDF Expertの方が良さそうだ。
【PDF編集】 PDF Expert
PDF ExpertはiCloud Driveのほか、DropboxやGoogle Drive、Box、OneDriveなどのクラウドサービスに置いてある書類を開くことができるアプリ。
AppleのContinuityやHandoffにも対応していてmacOS端末でもiOS端末でもシームレスに作業内容を引き継ゲルのが特徴。
Adobe Acrobatなど他のPDFリーダーとの互換性も高いので問題なく使えると思う。
Magnet
Windowsのような画面分割をmacOS上で行えるようになるアプリ。macOS上ではフルスクリーンモードで2分割にできるが、このアプリは4分割や3分割にも対応している。
縦置きのディスプレイを3つ並べているような感じ、中央にテキストエディタ、左側にPDFリーダー、右側にWebブラウザというようにして利用することが多い。
資料作成のときなどは、右側のWebブラウザを少し小さくして、その下に辞書アプリを立ち上げると非常に捗る。WindowsからmacOSに移行したユーザーにオススメ。
まとめと予告
教壇に立っている時間のほかはデスクワークがほとんどなので、それに関連する商品やアプリが中心だったと思う。特にHHKBとトラックボールはデスク周りを大きく変えることになったような気がする。
次回は生活家電についてまとめた記事を掲載する予定だ。