株式投資を始めて1年余り。今はまだ非常に小額しか入っていないが、いずれ投資額が増えるだろうという希望的観測から、東洋経済新報社の『会社四季報』は手元に置くようにしている。
3ヶ月ほどまえだっただろうか、よく利用する三省堂書店のポイントカード会員向けのキャンペーンで1,000ポイントもらえるということだったので定期購読を申し込んだ。
その初回号となる2017年4集(秋号)が届いたのでレポートしたい。
『会社四季報』定期講読のメリット・デメリット
書店に並ぶより早く入手できる可能性がある
あの電話帳並に重い冊子を書店から家まで運ぶことから解放されるだけでも十分なメリットなのだが、発売日すぐに読めるように発送されていることから書店に並ぶよりも早く届くことがある。
今回は2017年9月15日(金)発売だったのだが、前日14日(木)の夕方16時〜18時の時間指定で発送された。その日のうちに受け取ることができれば、書店で買う人よりも半日早く入手できるというのは嬉しい。
四季報をめくりながら各社のプレスリリースなどを確認して翌日に備えることができるというのは(特にデイトレーダーには)大きなメリットと言えるだろう。
ポストに入るサイズではない点に注意
雑誌の定期購読というと封筒に入って(いわゆる)メール便で届くのが普通だが、『四季報』は電話帳並みの厚さで通常のポストには入らない。
今回はヤマト運輸の通常サイズの宅急便で届いたが、あいにく夜遅くまで不在だったため翌日(=発売日当日)まで受け取ることができなかった。
翌日昼に別のメール便の配達ついでにチャイムを鳴らしてくれたようで、帰宅時にはメール便の封筒と不在通知が入っていた。
配達予定通知メールが来ていれば指定の時間帯を変更できたのだが、なんだか申し訳ないことをしたと思っている。こういう時ほど宅配ボックスが欲しいと思うことはない。
定期購読期間によって割引も
東洋経済新報社の定期購読は前払いで、期間は1年と2年から選べる。2年講読では約6%OFFになるのでお得だ。
宅配ボックスがある家に住んでいるなど、宅配便を確実に受け取れるという人は定期購読をお薦めする。
Fujisan.co.jp
などで定期購読が可能なほか、Amazon.co.jp経由で申し込むこともできる。
脚注
- 書店によっては雑誌を発売日前に並べてしまうところがあるかもしれないが、四季報が書店でフラゲできるのかどうかは確認していない。(昔は少年向けマンガ雑誌をフラゲするために自転車を走らせる子供がいたけど、今もそういうことはあるのだろうか) ↩
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