大学生や大学院生、研究者はもちろん、校正の仕事をしているひとや自炊書籍を読むひと。PDFファイルを見る時間が長いひとから聞くのが、タブレットやパソコンだと目が疲れるという悩み。
iPadで論文などのPDFを長時間読むので非常に困っている。
「電子ペーパーがいいよ」という声をよく聞くので、買おうかどうか悩んでいるところだ。
富士通製かSONY製か
今電子ノートを購入するなら、富士通「QUADERNO(クアデルノ)」とソニー「デジタルペーパー」の2種類だろう。
富士通「QUADERNO(クアデルノ)」
電子ノート「QUADERNO(クアデルノ)」は、手書きができる、ペーパーレスノート。「書く」と「膨大な資料を持ち運ぶ」に特化した、新しいビジネスツール「電子ペーパー」だ。
ScanSnapプレミアムアンバサダーの木村聡子さんは「QUADERNO(クアデルノ)」のユーザーだとか。
触らせてもらった感じでは、まるで本物の紙のような自然な書き心地。
手帳のように、手書きで文字を書き込むことで直感的にスケジュールを把握できる。
パソコンで作成した文書や大量の書類をPDFに変換して、パソコンと同期することでファイルを一括管理することも。
会議のメモや思いついたアイデアを、手書きの文字でそのまま保存。
タッチ式モニターとほぼ同様の操作性を備えていて、手書きならではのひらめきやイメージの拡がりを逃さないとのことだ。
紙のような使い勝手とデジタルツールとしての便利さを融合させた電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」。
13.3型(A4サイズ)と10.3型(A5サイズ)の2種類で、スケジュールフォーマットやノートテンプレートが公式サイトからダウンロードできる。
パソコン用アプリ「Digital Paper PC App」がWindows 10のみというのがちょっと惜しいところ。
詳しい特徴や使い方、製品情報は富士通公式直販サイトWEB MARTから。
⇒ 「電子ペーパー」について詳しく見るソニー「デジタルペーパー」
SONYのデジタルペーパーは13.3型「DPT-RP1」(A4サイズ)と10.3型の「DPT-CP1」(A5サイズ)の2種類。
「QUADERNO(クアデルノ)」と同じように紙のような使い心地。軽くて薄く、自由に書き込めるノートとしても利用できる。
スマートフォンとの書類共有もできるので、プライベートでもビジネスでも使い方は自由自在。
横罫や方眼罫、リーガルパッド、デイリースケジュールやミーティングシート、手帳といったテンプレートも豊富なのが嬉しいところだ。
「Digital Paper App」はWindowsおよびMacに対応、「Digital Paper App for mobile」はAndroid OSとiOSに対応している。
ソニーの「デジタルペーパー」はソニーストアで購入できる。
詳しい情報はソニーストアの商品ページで。
差はアプリのみ
「QUADERNO(クアデルノ)」も「デジタルペーパー」も本体の能力には差は無く、大きな違いがあるのはドキュメント管理のアプリだけだ。
ScanSnapを出している富士通製か、それともMacにも対応しているSONY製か。
僕はMacユーザーなのでSONYのデジタルペーパーを選ぶほほかないのだけど、Windowsユーザーは選択肢があって羨ましいと思う。
どちらにせよ、近日中にデジタルペーパーを購入したいところだ。