Macユーザーの中にはウイルス対策ソフトを入れていないという人も多いのではないだろうか。確かにWindowsと比べてウイルスに感染する確率は低いと言われている。僕は念のためセキュリティソフトを入れているけど、ウイルスやスパイウェアに引っかかったことは片手で数えられるほどだ。しかし使い方によってはウイルスの標的にされることもある。万が一のためにセキュリティソフトを入れておいたほうがいい。そこで、5種類のセキュリティソフトをご紹介したい。
Mac対応ウイルス対策ソフト比較
ウイルスバスター for Mac
僕がMacで初めて使ったのがウイルスバスター for Mac。動作も軽快で作業に何の問題も生じないくらい軽い。操作画面がわかりやすく、サポート体制も丁寧なので初心者やパソコンに慣れていない人にオススメ。1年契約と3年契約があり、3台まで対応。デスクトップ+ノートパソコン+タブレットということだろう。
Windows・Mac・Android系スマホに対応。Mac版にはファイヤーウォールがないので、システム環境設定からファイヤーウォールをオンにする必要がある。
ノートン
Windows時代に入れていたノートンインターネットセキュリティ。当時はものすごく動作が重かったので乗り換えたが、職場の共用のMacに入っているノートンを使ってみると、かなり改善されているように思う。ただ古いパソコンだと遅いという意見もある。その一方で世界シェア1位のセキュリティの頑固さは素晴らしい。ファイヤーウォールに対応している。
3台契約と10台契約があり、Windows・Mac・Android系スマホに対応している。
カスペルスキー セキュリティ
そして今使っているのがカスペルスキー セキュリティ。最大5台に入れることができるので、僕のようなガジェットオタクが1人で使うもより、家族全員と共有するのもいい。契約更新料が割高になってしまうのと、Mac版の動作がやや遅いというのがネック。Windows版は軽快に動作しているので、どちらかというとWindows向きなのかもしれない。
Mac版にはファイヤーウォールがないので、システム環境設定からファイヤーウォールをオンにする必要がある。
マカフィー・マカフィーリブセーフ
台数無制限が売りのマカフィー インターネットセキュリティ。家庭に1本買えば共有できるのがメリット。煩わしい台数認証がないのが嬉しいが、1台だけで使うなら割高かもしれない。Windows・Mac・Android系スマホ・iOSに対応している。
ESET
軽快な動作と安さが売りのイーセットスマートセキュリティ(ESET Smart Security)。1台契約・3台契約・5台契約がある。Mac版だとWebサイト安全評価がないというのがネックだが、軽さと性能を両立させているのだから問題ないだろう。ファイヤーウォールに対応している。
Windows・Mac・Android系スマホに対応している。
初心者はウイルスバスター・1台ならESET・共用ならノートン・カスペルスキー・マカフィー
初心者には設定画面が見やすいウイルスバスター for Macをオススメする。サポート体制も充実していて何かあったときの対処も万全だ。
1台だけで使うなら格安のイーセットスマートセキュリティ(ESET Smart Security)。Macのセキュリティの保険としてはこれだけの機能があれば十分だろう。動作が軽快なのもメリット。
家族で共用するならノートンインターネットセキュリティ・カスペルスキー セキュリティ・マカフィー インターネットセキュリティの中から選ぼう。信頼性を重視するならノートンインターネットセキュリティ、ヘビーユーザーならカスペルスキー セキュリティがおすすめだ。ただ、低スペックのパソコンだと重く感じられるかもしれないので注意が必要。