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【2017年8月版】40〜49インチのデスクワーク向け大型4Kディスプレイを比較してみる

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Amazon.co.jpのプライムデーのセールでLGの43UD79-Bを購入した筆者だが、先日の「フリッカーセーフ」非搭載モデルだったという発表を受けて返品しようかどうか決めあぐねている。

返品したところで代替になるディスプレイが存在するのかどうか。同じようなサイズの4K(3840×2160; UHD)ディスプレイを比較しつつ検討していきたい。

チェックするポイントは、書き物やデイトレードなどのデスクワークに向いていて、かつ動画視聴などの一般的な利用でも快適に使えるかどうかという点で選定した。

40〜49インチの4Kディスプレイについては、2018年3月に新しい記事(【2018年3月版】40〜49インチのデスクワーク向け大型4Kディスプレイを徹底比較!)を書いたので、そちらを参照されたい。

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4分割表示対応の4Kディスプレイ(40インチ台)

LG 43UD79-B

比較基準として、筆者が購入したLG 43UD79-Bをまず挙げたい。42.5インチのIPS液晶を搭載していて最大4分割に対応。2分割・3分割・ピクチャーインピクチャー(PIP)も選べる。

マルチタスクの要となる映像入力端子が多いのがこのモデルの特徴で、HDMI端子4系統(HDMI 2.0 4K/60Hz×2、HDMI1.4 4K/30Hz×2)のほか、DisplayPort 1.2端子(4K/60Hz)、USB-C端子の計6系統が搭載されている。最近はUSB-C端子のあるモバイルPCが多いので、これは非常に嬉しいところだ。HDMI 2.0端子とDP端子が4Kデジタル放送の視聴に必要なHDCP2.2に対応1している。液晶の応答時間は8ms。ゲームモードも搭載しているが、HDRには非対応だ。

当初は画面のちらつきを低減する「フリッカーセーフ」機能2が搭載されていると謳われていたが、誤記載であったという発表があった。

DELL P4317Q

ビジネス向けの大型モニタとして販売されているDELLのP4317Qも有力候補だ。42.5インチのIPS液晶は最大4分割に対応、ピクチャーインピクチャーも選べる。HDMI端子2系統(1.4 4K/30Hz×2)、DisplayPort 1.2端子(4K/60Hz)、mini DisplayPort 1.2端子(4K/60Hz?)、VGA端子の計5系統。ビジネスユースのためか、HDMI端子が60Hz非対応となっている。

ノングレアなのは良いが、せっかく4分割ができるのにデジタル入力が4つしかないのが惜しい。フリッカーについては記載がないので、通常のタイプと推測して良いだろう。

Philips BDM4350UC

低価格帯の43型IPS液晶のなかでも比較的早い段階で発売されたのがPhilipsのBDM4350UC。4画面分割やピクチャーインピクチャーに対応していて、映像入力端子はHDMI 2.0端子2系統(4K/60Hz)、DisplayPort 1.2端子2系統(4K/60Hz)、VGA端子の計5系統。液晶の応答時間は5msだ(通常動作時は8ms)。

メーカーのカタログによるとノングレアのIPS液晶でフリッカーフリーだそうだが、映り込みが気になるという意見もある。HDCP 2.2にも対応。保証期間は5年だ。

2分割表示まで対応のディスプレイ(40インチ台)

4分割表示対応のディスプレイが欲しいので筆者の条件からは外れるが、2分割表示でよければ次の2機種などが存在する。

ドウシシャ D491UB

比較的安価で購入できる4Kディスプレイとしては、ドウシシャのD491UB がある。49インチと非常に大型で、幅110.9cm×高さ69.0cm×奥行き23.0cm。肝心の映像入力は、DisplayPort端子(1.2; 60p)、HDMI端子2系統(60p×1、30p×1)、VGAの計4系統。このうち60pのHDMI端子はHDCP2.2に対応していて4Kデジタル放送チューナーとの接続も問題ない。応答速度は6ms。

画面分割は2入力の同時表示に対応。横に2つ並べるPOPとメイン画面の中に子画面を表示するPIPから選べる。

メーカーの仕様には「ノングレア」とあるものの、若干の映り込みがあるという指摘もある。

Acer ET430Kwmiiqppx

発売前だが一部店舗で予約できるようなので仕様を見てみようと思う。AcerのT430KwmiiqppxはハーフグレアのIPSパネルを搭載、入力端子はHDMI端子2系統(2.0 4K/60Hz×2;HDCP2.2対応)、DisplayPort 1.2端子(4K/60Hz)、mini DisplayPort 1.2端子(4K/60Hz?)の計4端子。HDR10対応で、液晶の応答時間は5msだ。

電力の安定供給によって画面のちらつきを抑える「Acerフリッカーレステクノロジー」を搭載しているとのこと。カタログを見る限りゲームや動画鑑賞に特化したモデルのようだが、デスクワークで実用に耐えうるかどうか、現物を見て確かめる必要がありそうだ。

(8/15追記)ヨドバシカメラ本店にあった現物を確認したところ、ハーフグレアの画面はゲームなどで活躍しそうなくらい綺麗だった。一方で輝度を下げると映り込みが気になるので、長時間の事務作業に向いているかというと否だろう。輝度を下げたうえで画面の前でペンを振ってみたがフリッカーは出ていないようだ。ノングレアにこだわらないひとにとっては非常に良いモデルだろう。

Notes

  1. LG USAの商品ページを参照。日本語のページには「HDCP ○(HDCP2.2)」としか書かれていない。
  2. 英語では通常「フリー」と「セーフ」は区別されるが、「フリッカーセーフ」と「フリッカーフリー」がどの程度違うものなのかというのはよくわからない。
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プロフィール
タクログ。(TAK)

高校と専門学校で英語を教えるガジェットオタクの非常勤講師(英語)。早稲田大学教育学部卒業、上智大学大学院外国語学研究科博士前期課程修了。Win95時代からダイヤルアップでネット界隈に潜伏、高校時代は駅前の書店で週刊アスキーを買って学校へ持ち込む。2010年にマカーに転向。愛用カメラはPENTAX K-70。趣味は喫茶店巡り。

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