LGエレクトロニクス・ジャパンは31日、大型4Kディスプレイ「43UD79-B」の製品カタログやプレスリリースなどの一部に誤った記載があったと発表した。
43UD79-Bは「フリッカーセーフ」非搭載
プレスリリースによると、43UD79-Bは画面のちらつき「フリッカー」を低減する「フリッカーセーフ」機能を搭載しているという文言が誤っていたという。
フリッカーは肉眼で認識するのが難しいとはいえ、長時間ディスプレイを見続ける人の中にはフリッカー抑制機能が搭載されているディスプレイとそうでないものでは目の疲れが違うという意見も根強い。
43UD79-Bの「フリッカーセーフ」機能については、ネット上で疑問が呈されていたほか、カスタマーセンターとのやりとりを掲示板等に書き込む人やYouTubeに検証動画を上げる人が見られた。
本ブログのレビューでは、フリッカーの有無については自分の能力では判断できないため記載してこなかった。また、個人的にはブルーライトが目を疲れさせるという俗説についても、ブルーライトカットのレンズとそうでないもので大きな差を感じなかったことから疑問を抱いているため全く触れていない。
「フリッカーセーフ」は「フリッカーフリー」とどう違うのかという問題も気になるところで、当方に資金力があれば検証したいのだが現時点では無理なので他の方に委ねたい。
返品返金対応も…?
某巨大掲示板ではこの件について問い合わせた人が返品・返金対応となったという報告もあるが、仮にそれが事実だったとしても、このディスプレイのかわりになるものが存在しない現状ではどうしようもないのではないかという気もする。
大画面の4Kディスプレイを比較する記事を執筆している途中だが、ノングレア(反射防止)で40インチ以上でUSB-C端子を搭載しているディスプレイは他にないように思う。
Amazon.co.jpのプライムデーで格安で手に入れた筆者は、(フリッカーを肉眼で認識する能力はないし)43インチの大画面に慣れてしまって今更返品したところでどうしようかと今後の対応を決めかねている。
今後購入される諸氏は、フリッカー低減機能はないということを念頭に検討してほしい。