このところビットコインなどの仮想通貨が話題に上がっている。日本円をはじめとする通常の通貨と異なり国際送金が手軽に出来ることなどがウケているようだ。
日本でも広がる仮想通貨決済
価格が変動するというリスクもあるが、日本国内でもビックカメラなどビットコインを使える店が出てきている1ことから、今後も市場は広がっていくように思える。
昨年10月には三菱UFJフィナンシャルグループがビットコインの技術を使った決済システム「MUFGコイン」を発表、実証実験を行っているという。2
そういうこともあって、筆者もとりあえずビットコインの取引ができる口座を開設することにした。
仮想通貨って大丈夫なの?
貨幣経済の歴史を考えると、国家単位で発行される通常の通貨から国家の枠組みを超えてボーダレスに使える仮想通貨への移行しても不思議ではないような気もしている。そのうち貨幣経済史のなかでのビットコインの位置づけというのも考えて記事を書くつもりでいるが、今はその時間がとれないのでとりあえずご報告まで。
今回口座を作ったのは「coincheck」
筆者が口座を開設したのは、Coincheckという取引所。口座開設というと通常は面倒な本人確認が必要なのだが、Coincheckは「本人確認書類の画像」と「その書類を持っている自撮り写真」を添付するだけで済んでしまう。
即始められるというのはやはり大きい。
通常のメールアドレス+パスワードでのログインの他、Facebook経由でのログインもできるというのもうれしいところだ。
ビットコインについての入門書
最近筆者はビットバンク株式会社『できるビットコイン入門』(インプレス社)で仮想通貨の仕組みを勉強している。
Amazonでは小田玄紀『1時間でわかるビットコイン入門』(NextPublishing)や同氏の『1時間でわかるビットコイン投資入門』(NextPublishing)も売れているようだ。
野口悠紀雄『仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない』も気になる。
実際にビットコインへの投資を始める前に読んでおきたい。
脚注
- ビットコイン身近に? ビックカメラ、一部店舗で導入へ 決済手段、小売りや飲食でも(朝日新聞デジタル2017年4月6日) ↩
- 仮想通貨で決済を 三菱UFJが「MUFGコイン」発表(朝日新聞デジタル2017年10月2日) ↩
【PR】社会面と教育面を読むなら朝日新聞
リベラル保守の論調でお馴染みの朝日新聞。月額購読料は4,037円(税込;夕刊のない地域は3,093円)で、「朝日新聞デジタル」のコンテンツが読み放題の「朝日新聞デジタルダブルコース」はプラス1,000円。朝日新聞デジタルは同居の家族4人まで利用できるので、お父さんが新聞を持ってトイレに籠るような家庭でも安心だ(笑)。朝日新聞1週間無料で試読ができるので、興味のある人は申し込んでみてほしい。
一人暮らしの学生は月額購読料2,500円(税込)
一人暮らしの学生は学割での講読がお得だ。12ヶ月以上の購読契約が必要(延長は12ヶ月単位;東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県では3ヶ月から申込可能)だが、学割の月額購読料は2,500円 (税込;夕刊のない地域は2,000円)となっている。プラス500円で「朝日新聞デジタル」のコンテンツが読み放題の「朝日新聞デジタルダブルコース」に申し込むこともできる。詳しくは 以下のリンクから。
学生はデジタル版が就活割で2,000円(税込)
大学、大学院、短大、専門学校などに在学中の学生ならデジタル版のみの「就活割コース」があり、こちらは月額2,000円。詳しくは朝日新聞デジタルの就活割コースへ。