筆者が現在メインで使っているクレジットカードは、エポスカードのゴールドカードだ。
マルイ系列の店舗以外での買い物の還元率は0.5%と低いものの、賢く利用すれば非常にお得に使うことができる。
Room iD
筆者が現在住んでいる賃貸マンションは保証会社の利用が必須の物件で、ROOM iDを利用しなければならないことになっている。
エポスカードを持っていなくても口座振替で利用できるサービスだが、以前にマルイの店舗でジャケットを購入したときにポイント目当てで作ったカードがあったため、それを登録した。
家賃の支払は年間利用金額には含まれないものの、ショッピング同様200円で1ポイントが貯まるほか、次年度以降の保証料にポイントを充当することもできる。
エポスゴールドカードの特色
それでは、エポスゴールドカードの特徴を見ていこう。
ポイントがネット決済分の支払に利用できる
エポスゴールドカードで貯まるポイントはマルイの店舗での割引や、VJAギフトカードやiTunesギフトコードなど商品券・ギフト券への交換、ANA・JALのマイルやdポイントなど他社ポイントへの移行など幅広く使うことができる。
インターネット通販で利用した分の請求にポイントを充当することができるという特徴もあり、金融機関により前後するようだが、支払額確定から支払月の17日頃までの間に申し込むことができる。
3店舗選んでポイント3倍:「選べるポイントアップショップ」
ポイントアップモール「たまるマーケット」を経由するとインターネット通販利用分のポイントが増額されるほか、ゴールドカードとプラチナカードにはその実店舗版「選べるポイントアップショップ」というサービスがある。対象店舗はスーパーや家電量販店、公共料金1など多彩だ。
筆者が選んでいるのは、最寄りのスーパーとモバイルSuicaだ。最寄りのスーパーは他社クレジットカードでもポイントが貯まるので利用、そしてモバイルSuicaは電車・バス・交通系ICカード対応店舗での支払に活用している。
以前はヨドバシカメラや紀伊國屋書店を登録していたが、Suicaで決済できるため外した。
Apple Pay利用者はモバイルSuicaを選択しよう
Apple PayなどでモバイルSuicaを利用しているエポスゴールドカードユーザーはぜひモバイルSuicaを入れておきたい。ただ、選択肢には「JR東日本」と「モバイルスイカ」の2つがあるから注意が必要だ。
筆者はApple Payが始まった頃に「JR東日本」(窓口や券売機での決済だろうか)を選択してしまいポイント増額を逃してしまった。
一度登録すると3ヶ月解除できないので、間違えずにカタカナ7文字の「モバイルスイカ」を選択してほしい。2
電子マネー・プリペイドカードはモバイルSuicaのほか、楽天Edyとスターバックスカードでもポイントがたまる。
Apple PayではQUICPayに対応
エポスカードはApple Payにも対応していて、QUICPayマークのある店舗で利用することができる。不定期で新規登録者や一定額利用者に先着または抽選でポイントバックするキャンペーンを行っているので確認しておきたい。
執筆時点では、2017年7月21日から8月31日までの期間中にQUICPayで5,000円以上利用した人の中から抽選で2,000名に2,000ポイント、エポスカードに新規に入会してApple Payに登録した先着5,000名に200ポイントというキャンペーンを行っているそうだ。(Apple Pay サマーキャンペーン)
利用額に応じたボーナスポイントなど特典が多い
エポスゴールドカードは、年間利用金額が50万円に達すると2,500ポイント(2,500円相当)、100万円に達すると10,000ポイント(10,000円相当)のボーナスポイントがある。
残念ながら100万円の先にボーナスポイントがつくことはないので、その場合は他の還元率の高いカードを使うかプラチナカードへの切り替えを検討した方が良いだろう。
なお、通常カードではポイントの有効期限が2年となっているが、ゴールドカードは有効期限のない永久ポイントとなっている。
飲食店などの店頭でエポスカードを提示すると割引されるサービスなども、提携店の利用者にとっては非常に嬉しいところだ。
期間限定で行われるエポスカードウィークスではマルイ店舗周辺の店舗で優待を受けることができ、筆者はとある自家焙煎珈琲店で珈琲豆を10%増量していただいた。
エポスATMで繰り上げ返済が可能
クレジットカードは支払額が予測できないから現金決済だという人がたまにいるが、エポスカードはエポスATMで通常のショッピング利用分でも簡単に繰り上げ返済ができる。
マルイの店舗以外での買い物は反映されるまで時間がかかることもあるかもしれないが、買い物からあまり時間を置かずに返済してしまえるというのは現金主義者にも嬉しいところだろう。
年会費は条件付きで無料に
エポスゴールドカードの年会費は5,000円だが、年間50万円以上利用することで翌年以降は無料になる。また、通常カードを利用しているユーザーが何らかの条件を満たすとゴールドカード(年会費永年無料)への招待状が発行されている。
筆者は現在のマンションに引っ越すまではエポスカードを滅多に使用していなかったと記憶しているが、Room iDの保証料と家賃の引き落としにエポスカードを指定したあとすぐにゴールドカードへの切り替えを促す書類が届いた。
なお、切り替えた1年目はボーナスポイントを貰える年間50万円には届いていない(苦笑)。
まとめ
エポスゴールドカードは、近くにマルイの店舗がない人でも工夫すればお得に使えるカードの一つだ。
マルイでの特典としてはエポスカードユーザー限定の「マルコとマルオの7日間」で10%割引されるサービスなどが挙げられるが、むしろマルイの店舗以外のVisa加盟店での利用に力を入れているようにすら思えてくる。
スマートフォンユーザーはエポスカード公式アプリをインストールすると、各種キャンペーンや優待サイトへのリンクがあるので便利だと思う。