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三越伊勢丹HD(3099)の株主総会に行ってきた(2018)

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もう2週間以上前の話になるが、百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(3099)の株主総会に参加してきた。

会場は東京・台場の「グランドニッコー東京 台場」。

グランドニッコー東京 台場

都心からのアクセスが悪いと文句を垂れる株主もいたけれど、たまには「名前だけの虹」を越えてみるのも悪くない。

4,000人程度の株主が参加する大規模な株主総会となった。

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三越伊勢丹HDの描く戦略

郊外店撤退と旗艦店集約

伊勢丹松戸店の閉店など郊外店の撤退に関する話。松戸店に関しては、店舗老朽化によって中長期的に保守コストが増大することが撤退の決め手だったという。

日本橋三越本店・銀座三越本店・伊勢丹新宿店の旗艦店3店舗に限りある資源を投入し、リニューアルや他店との差別化を図っていくとのことだった。

紙媒体削減やデジタル化を薦める

会議に使う紙媒体の資料を少なくし印刷コストを削減、また外商など大口顧客データのデジタル化を進めるとのこと。

新聞折り込みチラシが中心となっていた広告についても大幅に見直し。中高年層向けのものについてはリーチしやすい紙媒体を残すものの、若い世代を対象にした催事についてはインターネット上のWebチラシやスマートフォン向けアプリの充実を図るという。

スマートフォンに特化したサイトにリニューアル

デジタル化と関連して、三越伊勢丹オンラインストアを今秋スマートフォン向けにリニューアルする予定だとか。

店舗情報とオンラインストアが同居するレイアウトについても見直し、それぞれの情報にアクセスしやすいように分けるという。

確かに、現状の三越伊勢丹オンラインストアのページは非常に見づらい。

店舗の定休日はいつなのか、催事は何をやっているのかというところになかなかたどり着くことができなかった。

この点を変えるということだから、株主としては非常に期待したいところだ。

株主総会で出た質問

「三越」ブランドを毀損?

伊勢丹系の経営陣が続いている三越伊勢丹HD。「三越」ブランドの店舗を相次いで閉鎖していることから週刊誌に「三越を冷遇している」などと書かれたりもしている。この点について多くの株主から質問が相次いだ。

「三越ブランドを毀損しているのではないか」

「三越の社員を冷遇しているのではないか」

「システムを三越のものから伊勢丹のものに変えてサービスが悪化した」

回答としては、「一切そのようなことはない」とのこと。給与についても三越時代よりも上がった社員もいるとのことで、週刊誌の記事は完全に事実無根だという。

三越ブランドの店舗が多く閉鎖されているように見えるのは単純に店舗老朽化による保守コストを勘案した結果だそうで、会社としては全国的に有名な三越ブランドを生かしていく方針なのだそうだ。

旗艦店より地方店強化を

三越千葉店や伊勢丹松戸店など地方店舗の閉鎖が相次いでいることに関連して、地方店舗にそれぞれの地域の特色を生かしたものをもっと置くべきだという意見が出た。

考えてみると確かに、西武所沢店が食料品や地場製品に特化することで売上を伸ばしたという話を聞いたことがある。

これについては、すでにやっている店舗もあるそうで、広報不足が露呈したように見えた。

株主優待の拡充の要望

株主優待の拡充についても多くの意見が出された。

株主優待カードとエムアイカードの併用について、年会費有料の「MICARD+」「MICARD+ゴールド」だけでなく、年会費無料の「MIカード(エムアイカード)」も対応させた方がいいのではないかとか、利用限度額についての話だとか。

手を上げたが質問できなかった

ずっと手を上げていたのだけど議長から指名されなかったために質問ができなかった。質問したかったことを軽くメモ程度に残しておく。

地方店を小規模店舗でテコ入れしては?

三越千葉店の閉店のあとで外商スペースを置いたり、伊勢丹松戸店の閉店のあとでお中元コーナーを期間限定で開いていることに関連して。

地方店を小規模店舗でテコ入れしてはどうかという案を出したかった。

株主優待カード・ポイントカードと顧客データ収集について

現状、株主優待カードは現金かエムアイカード社発行の年会費有料のクレジットカードのみに限られている。

顧客データを収集することが目標なのであれば、こういった規制を撤廃してはどうだろうか。

Tポイントを導入していた頃もTポイントとエムアイポイントの併用ができず不便だったわけだけど、これを併用できるようにするだけでも顧客データの紐付けが進んだはずだ。

Tポイントを活用できなかったのは、ポイント付与の経費に目を取られて顧客データ収集ということを考えていなかったからではないか。

クイーンズ伊勢丹やデパ地下の他店との差別化

伊勢丹も三越も比較的食料品が高額なものが目立つ。西武所沢店は食料品に特化することで復活を遂げたえわけだが、クイーンズ伊勢丹や三越・伊勢丹の食料品売場の「売り」はどこにあるのか。

こんなことを質問したかったわけだが、あえなく時間切れとなった。

気になる「お土産」は…?

株主総会の定番のお土産。2018年の三越伊勢丹ホールディングスの株主総会のお土産は、純白の今治産フェイスタオルだった。

三越伊勢丹ホールディングス株主総会お土産
三越伊勢丹ホールディングス株主総会お土産

なかなか上質な感じでいい。

それに、株主総会の前と後にプライベートブランドの水を配布していた。

三越伊勢丹ホールディングス株主総会お土産

これがなかなか美味しいので、三越や伊勢丹へ行かれた際には水を買ってみるといいと思う。

以上、三越伊勢丹ホールディングスの株主総会レポートをお伝えした。

マネックス証券

TAKがメインで使っている証券会社。株式売買手数料がリーズナブルなのはネット証券ならでは。「マネックストレーダー」など高機能なトレードツールが使えるほか、オンラインセミナーやJPモルガンアナリストレポートなど無料で利用できる投資情報が多いことが魅力だ。米国株や中国株など豊富な海外投資商品を扱っていて、海外株をNISA口座で取引することもできる。投資信託は一部を除き100円から購入可能。NTTドコモのdアカウントと連携することで投資信託の保有数に応じてポイントが貯まるほか、dポイントでの投資信託の購入、dカードで投資信託の定期購入もできる。仮想通貨取引所「コインチェック」をグループ傘下に置くなど今後の展開が注目だ。

SMBC日興証券

三井住友FG系列の大手証券会社で、ネット取引の「ダイレクトコース」と支店担当者からアドバイスをもらえる「総合コース」から選択できる。全国の支店で行われる無料セミナーのほか、インターネットセミナーや豊富なアナリストレポートが記事から魅力。直接個別株に投資ができる投資情報サイト「FROGGY」(フロッギー)では、100万円以下であれば100円から手数料無料(売却時にスプレッドが必要)で購入できる。dポイントで100ポイントから株を購入できる。「バンク&トレード」など三井住友銀行との連携サービスもあり、IPO取り扱い銘柄も多い。

SBI証券

「ネット証券口座開設数No.1」を謳う人気のネット証券会社。NISA口座数もトップだという。1注文の約定代金に応じて手数料が決まる「スタンダードプラン」、1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まる「アクティブプラン」から選択できる。国内株式の夜間取引(PTS)が可能なことも大きな魅力だ。外国株の取り扱いも豊富で、強力なトレーディングツール「HYPER SBI」は直感的な操作で人気だ。IPO取り扱い銘柄も多いので押さえておきたい。SBI証券で取引するなら同時に解説しておきたいのが住信SBIネット銀行の口座。「SBIハイブリッド預金」というサービスではSBI証券の株式や投資信託の買付余力に自動的に充当される。三井住友カードのVポイントで投資信託を購入することができる。

楽天証券

Mac対応の取引ツールを出している楽天グループのネット証券。パソコン・スマートフォン向け取引ツール「MARKET SPEED」「iSPEED」があり、日経テレコンが読み放題という魅力がある。楽天銀行との連携サービス、取引で得たポイントを楽天市場で使えるというのも楽天グループならでは。2019年3月18日から国内株式(現物)の夜間取引の取り扱いを開始する予定。

みずほ証券

文化放送で放送されている人気ラジオ番組「浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド」の提供クレジットでもお馴染み、みずほFG傘下の大手証券会社。業界トップレベルのアナリストによるレポートが満載で、ネット取引の「ダイレクトコース」と店舗・コールセンターでのサポートを加えた「3サポートコース」から選べる。

カブドットコム証券

業界トップクラスの手数料の安さと「kabuステーション」などの高機能な取引ツールで人気のネット証券。MUFG傘下で三菱UFJ銀行との連携サービスのほか、MUDG各社のレポートなどを利用可能。2019年2月にKDDIがTOBによる出資を発表。「auカブコム証券」となる予定。

松井証券

様々な業界初の取り組みを行ってきた歴史のある証券会社。安くてシンプルな定額手数料体系を採用、売買回数に関係なく1日の株式の約定代金合計で手数料が決まる。

GMOクリック証券

GMOインターネットグループの系列のネット証券。GMOあおぞらネット銀行との口座連携サービス「証券コネクト口座」を開始、預金金利の優遇が魅力となる。

岩井コスモ証券

岩井コスモホールディングス傘下の中堅証券会社。ネット取引・コール取引・対面取引と3つの取引方法を展開。IPO取り扱い数が豊富。

ライブスター証券

業界最安水準の手数料の安さで多彩な注文方法に対応するネット証券。取引ツールも充実している。IPOは前受金不要。

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プロフィール
タクログ。(TAK)

高校と専門学校で英語を教えるガジェットオタクの非常勤講師(英語)。早稲田大学教育学部卒業、上智大学大学院博士前期課程修了。Win95時代からダイヤルアップでネット界隈に潜伏、高校時代は駅前の書店で週刊アスキーを買って学校へ持ち込む。2010年にマカーに転向。愛用カメラはPENTAX K-70。趣味は喫茶店巡り。

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