先日東京メタル工業のシーリングファンを導入したという記事を書いたが、その欠点を補う天井照明がSHARP(シャープ)から発売された。
業界で初めて天井への設置が可能なLEDシーリングライト一体型空気清浄機『天井空清』「FP-AT3」だ。
空気清浄機の置き場が不要に!
空気清浄機を置く場所がなかったり、置いても邪魔になったりするケースというのはたくさんある。LEDシーリングライト一体型にすることでそういった問題がクリアされる。
12畳相当の広さに対応
12畳相当の広さの照明器具として天井に設置でき、「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」と「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載。PM2.5クラスの細かいホコリやニオイを吸着してくれる。
LED照明機能
LED照明は寒色・暖色のほかに「さくら色LED」を搭載。さくら色LEDは「気持ちが癒やされ、目にやさしい」という。
- 調光:10段階
- 調色:寒色〜暖色10段階+さくら色2種類
- 消灯タイマー(30分/60分)
- 常夜灯
お手入れも簡単そう!
本体のフロントパネルを開け、プレフィルターとフィルターを掃除機で吸い取るだけ。高所での取り外し作業になるので脚立などが必要だが、非常にお手入れは簡単だ。
取り付けはシーリングファンと同じ
ローゼットにハンガーのついているタイプの場合は自分で設置することも可能。設置手順は公式YouTubeの動画を見てほしい。
ハンガーのついていない配線器具では木ねじなどで固定する必要があるので販売店や工事店に依頼しよう。
シーリングファンの代わりになるか?
天井に向かって空気を吸い出し横からプラズマクラスターイオンを吐き出すのだから、シーリングファンを回すのと同じような空気の流れができる。
シーリングファンのデメリットを克服?
シーリングファンはオシャレでいいのだけど、半年近く使ってみると、扇風機部分にホコリが積もるのを脚立に乗って週1回以上取らなければいけないし、常夜灯のない製品が多い。筆者は半年近くシーリングファンを使ってみてそういうデメリットを感じていた。
シャープのLEDシーリングライト一体型空気清浄機『天井空清』「FP-AT3」は、常夜灯もついているし、お手入れの高所作業はフィルターの取り外しのみ。フィルターの掃除自体は下でできるので安全なように思う。
空気清浄機一体型でコンパクト
シーリングファンの場合は別途空気清浄機を用意する必要があるが、「FP-AT3」は一体型のためその必要がない。シーリングファンも空気清浄機も設置したいという人にはベストマッチだろう。
まとめ
シーリングファンのような北欧風のオシャレさはないけれど、SHARPのLEDシーリングライト一体型空気清浄機『天井空清』「FP-AT3」は極めて実用的な製品だと思う。天井のローゼットを確認して自分で設置できるようであればAmazonなどの通信販売で、ハンガーのないローゼットの場合や高所作業に不安がある場合は販売店に依頼しよう。
参考リンク
- プラズマクラスター空気清浄機『天井空清』<FP-AT3>を発売(ニュースリリース)
- FP-AT3商品情報サイト(シャープ)