パソコンのキーボードにこだわりの強い人に人気の英語キーボード(US配列)。初心者にはお勧めできないけど、使っていくうちに身体がJIS配列を受け入れなくなるくらいにまで僕はなってしまった。
僕はiMacもMacBook AirもUS配列にカスタマイズして購入したし、現在はPFUのHappy Hacking Keyboard Professional BT(英語配列)が手放せない。
ただ、学校で使っているものと同じものがいいとか、そういう理由でJIS配列を好む方は、以下の記事を参照してほしい。
さて、「英語キーボードの配列がしっくりくる」「JIS配列って左にずれてて気持ち悪い」「プログラマーでUS配列のほうが使いやすい」という人向けに、英語キーボード(US配列)のノートパソコンの最新情報をお届けしたい。
英語キーボード標準搭載ノートパソコン
日本国内で販売されているノートパソコンは基本的に日本語キーボードなので、カスタマイズをしなくても英語キーボードを搭載しているものは限られてくる。
MSIクリエイターノート PS42-8RB-026JP i5 14.0FHD 8GB 256GBSSD MX150 英字キーボード
ゲーミングノートパソコンでお馴染みのMSIが出しているクリエイター向けノートパソコン。薄さ15.95mm、軽さ1.19Kgと持運びの多いビジネス用途に最適な薄さと軽さを実現している。
ベゼルも最薄部が5.7mmで画面占有率80%を実現、13インチクラスの本体に14インチの液晶を搭載している。
MSIならではの特徴も。外部GPU「GeForce MX150」を搭載することで動画・画像編集作業や3D CG作成作業をノートパソコン一台で快適に行うことが可能に。さらに、ゲーミングノートPC向けに開発された強力な冷却システム「Cooler Boost 3」を搭載。CPUとGPUを強力に冷却することで高パフォーマンスが要求されるビジネスシーンでも安定動作を実現する。
MSIクリエイターノート PS42-8RB-026JP i5モデル
- CPU:Core i5-8250U(1.5GHz)
- GPU:NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
- OS:Windows 10 Home
- メモリ:8GB
- SSD:256GB
- 液晶パネル:14インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、狭額縁デザイン、IPSレベルタイプ
- 映像出力端子:HDMI ×1
- I/Oポート:USB3.1 Gen1 Type-C ×2、USB3.1 Gen1 Type-A ×2、ヘッドホン出力/マイク入力 コンボジャック ×1
MSIクリエイターノート PS42-8RB-003JP i7モデル
- CPU:Core i7-8550U(1.8GHz)
- GPU:NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
- OS:Windows 10 Home
- メモリ:16GB
- SSD:512GB(M.2 NVMe)
- 液晶パネル:14インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、狭額縁デザイン、IPSレベルタイプ
- 映像出力端子:HDMI ×1
- I/Oポート:USB3.1 Gen1 Type-C ×2、USB3.1 Gen1 Type-A ×2、ヘッドホン出力/マイク入力 コンボジャック ×1
HP Spectre 13-af000
2017年モデルはアッシュブラックが英語キーボード搭載だった「HP Spectre 13-af000」。2018年モデルは直販サイトHP Directplusで見る限りは英語キーボードは選べないようだ。
ただAmazonでは英語キーボードモデルも購入できるようなので、試してみる価値もあるかもしれない。
Microsoft Surface Pro
キーボード分離型のMicrosoft Surface Pro。英語キーボードも家電量販店で購入できる。Surface ペンによるタッチ入力にも対応。スリムなデザインのSurface Arc Mouseもおしゃれだ。 Microsoft Storeで購入の場合は、30日間の返金保証がついてくるので、使ってみてしっくりこないというときも安心だ。
ゲーミングノートパソコン
ASUSやHP、MSIのゲーミングノートパソコンには英語キーボードが搭載されているものがある。各メーカーの直販サイトでも購入できる。
- ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」 サイトTOP
- HP Directplus -HP公式オンラインストア-
直販サイトのカスタマイズで購入する
AppleのMacBook・MacBook Air・MacBook Proは公式サイトやApple Storeで無料で英語キーボードなどに換装できるのでBoot CampなどでWindowsを入れて使っているひとも多いと思う。
Windowsのノートパソコンも一部メーカーが直販サイトで英語キーボード換装サービスを行っている。(有料の場合が多い)
VAIO
VAIOシリーズ(S11、S13、SX14、A12)はソニーストアでのカスタマイズによって英語キーボードに変更することができる(+5,000円;S11、S13は別途指紋認証+2,000円が必要)。VAIOストアでは英語キーボードは選べないようだ。
個人的には最新のVAIO SX 14がオススメ。
Dell
Dellから発売された「XPS 13」「XPS 15」は4K液晶も搭載可能なプレミアムモバイルノート。カスタマイズでHDR・タッチ対応の4K/UltraHD(3840×2160)や英語キーボードを選べる、現時点で最高スペックのモデルだ。XPS以外にも英語キーボードを選べるものもあるが、これをオススメしたい。
Lenovo
LenovoのThinkPadなども直販モデルはカスタマイズで英語キーボードに変更可能(一部有料)。
ASUS直営店のカスタマイズで購入する
ASUSの直営店「ASUS Store Akasaka」では、購入時に有料で英語キーボード(US配列)に換装するサービスを行っている。
- ASUS ZenBook シリーズ:15,000円(税抜)
- ASUS TransBook シリーズ:8,000円(税抜)
Zenbookの「ScreenPad」「NumberPad」搭載モデルは換装対象外。
吊るしならMSI、カスタマイズならVAIO・Dell ・Lenovo
現状、英字キーボードを標準搭載しているノートパソコンを購入するならMSI一択となるだろう。液晶がフルHDで、4Kが選べないのが難点かもしれない。
カスタマイズで購入するならVAIO(ソニーストア)、Dell、Lenovoの3社となるだろう。VAIOなら4K液晶の選べるVAIO SX14、DellはXPS13・XPS15がいいだろう。
あるいはAppleのMacBookシリーズにBoot CampなどでWindowsを走らせるのもいいかもしれない。