最近月額課金制に移行したUlysses。既存ユーザー向けの特別移行割引を2017年10月31日までとしていたが、最近アプリを購入したが人に付与される最大18ヶ月の無料期間と特別移行割引との間で発生したバグがこの度のアップデートで解消された。1,2
無料期間中に特別移行割引を購入すると課金されるバグが発生
通常、サブスクリプションの課金とというのは無料期間終了後に発生するのだが、Ulyssesのバージョン11.0では、特別移行割引の年間プランを選択するとすぐに課金されてしまうというトラブルが発生していた。
誤って課金されてしまったユーザーは、「Appleからの領収書」メールから「問題を報告する」を選択し、課金についてトラブルかあった旨を送信することで返金を受けられるはずだ。
アップデートで「特別移行割引」が延長
このトラブルを修正するために行われた今回のアップデートでは、無料期間終了の1ヶ月後まで「特別移行割引」が延長される。
2019年2月までの無料期間を得ている筆者は、2019年3月31日までに年間プランへの課金を開始することで、月額プランと比べて半額、年間プランと比べて25%オフの3,300円(1ヶ月あたり275円)の割引を永続的に受けられる。
割引額の表示についても修正
前回のバージョンでは月額プランを1年間利用した場合に対して「特別移行割引」は半額という表示がされていたが、年間プランの利用に対して25%オフという表示に変更された。
長く使うなら「学割」よりも「特別移行割引」のほうがお得?
課金プランには6ヶ月間1,300円(1ヶ月あたり216円;自動更新なし)で利用できる学割プランもある。
申請には画面の案内に沿って学生証をカメラで撮影して送信する必要があるが、6ヶ月ごとに同じ操作を行うことで学籍のある限りは学割プランを更新できるということだった。
しかしそれでもなお、長く使うのであれば「学割」よりも「特別移行割引」のほうが安いケースがあるので既存ユーザーは注意が必要だ。前回の記事「テキストエディタUlyssesが課金制に移行」において、2つのモデルケースについて考察しているので参考されたい。
- この記事の執筆にあたっては、Ulyssesの公式Twitter (@ulyssesapp)のコメントを参考にした。 ↩
- 前の記事に書いたように、アップデートの3日前に購入したばかりの筆者の画面には19ヶ月の無料期間という表示が出ている。これもバグだったりするのだろうか(苦笑)。 ↩