Appleは現地時間2019年4月30日、2019年3月30日を末日とする2019年度第2四半期の業績を発表した。第2四半期の売上高は580億ドルと、前の年の同じ時期と比べ5%減少、当四半期の希薄化後の1株当たり利益は2.46ドルと、10%の減少となった。
米国市場以外の売上比率は61%だったとのことだ。
サービスの売上高が過去最高
現地時間2019年3月25日に行われたイベントで「Apple News+」「Apple Card」「Apple Archade」「Apple TV+」と立て続けに新しいサービスを発表したApple。
サービスの売上高は過去最高となり、これからは端末の買い換えに頼らない経営になりそうだ。
「1~3月期の業績は14億台を超えるアクティブデバイスのインストールベースの強みが続いていることを示しています。サービスの売上高は過去最高となり、ウェアラブル、ホームおよびアクセサリーカテゴリーも1~3月期として過去最高を記録し、強い勢いを示しました。iPadの伸びは過去6年間で最高となりました。今後の発売を目指して開発中のハードウェア、ソフトウェアそしてサービスにいつものように興奮しています。6月に開催するAppleの第30回世界開発者会議では開発者やお客様とこれまで以上に多くを共有することを楽しみにしています」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム·クックは述べています。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/04/apple-reports-second-quarter-results/
自社株買いと増配も
ニュースリリースによると、AppleのCFO(最高財務責任者)ルカ·マエストリ氏は、
「自社株買いと配当金を通じて270億ドル以上を株主に還元しました。Appleの将来への我々の自信と、我々が当社株式に見る価値を考え、当社取締役会はさらに750億ドルの自社株買いを承認いたしました。また、直近7年未満で7回目となる四半期配当金の増配を行います」
https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/04/apple-reports-second-quarter-results/
と自社株買いと四半期配当の増配について言及。取締役会は、5%の増配となるAppleの普通株式1株当り0.77ドルの現金による配当を宣言したという。
配当金は2019年5月13日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2019年5月16日に支払われるとのこと。
端末からコンテンツへシフトか?
自社株買いに増配と強気のApple。MacやiPhone、iPadの買い換えが冷え込むなかでコンテンツをメインのプラットフォームに据えたと考えていいだろう。
「Apple Music」を皮切りにコンテンツのサブスクリプションサービスを続々と増やしているが、サブスクリプションは買い切りの端末とは異なり定期的に売り上げが発生するため経営の安定させるには良い試みだといえる。
端末の進化が頭打ちでイノベーションが起きづらくなった現状では、こういった取り組みが(長い目で見れば)欠かせなくなるだろう。そういった意味で、筆者はひとりの株主として(といっても1株だが)、この動きを歓迎している。
2019年度第3四半期予想
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