先日ディスプレイの実物を確認するためにパソコンショップや家電量販店を回っていたときにヨドバシカメラで出会ったのがキングジムのDB-500というディスプレイボード。
液晶ディスプレイの上に取り付けることで簡単な物置になるというスグレモノだ。
その場で衝動買いしてしまったので早速レビューしたい。
ディスプレイの上に小物を置くスペースが誕生
机の上に大型のディスプレイを置いたことで、それまでに置いてあった卓上カレンダーや時計などの小物のスペースがなくなってしまったという経験はないだろうか。
裏側の壁にラックを取り付けるという手もあるが、そういう手間をかけることなく簡単に設置できるのが、キングジムのディスプレイボードDB-500だ。
43インチの大型4Kディスプレイを購入して以来、小物類の置き場に悩んでいた筆者にとってはこんなに素晴らしいものはない。
取り付け方法は非常に簡単。液晶ディスプレイの縁に引っかけたあと、天板が水平になるようにしつつアームの角度を調整して背面にあてるだけだ。早速、LG 43UD79-Bの上に取り付けてみた。
DB-500の耐荷重は1kgということなので重いものは置けないが、卓上カレンダーと時計、リモコン、財布を置くことができた。これで合計975gだ。
20g弱の万年筆を加えて耐荷重ギリギリといったところ。
実は今回の記事を書くために重さを量るまで、800gの英和辞典と書籍数冊も置いていた。
全て合わせると3kg程度になっていただろうか。
多少オーバーしても大丈夫ということだろうがオススメはしない。
背面に段差のあるディスプレイにも対応
キングジムのサイトによると、アーム設置部分が上下左右に動くことによって背面が湾曲しているディスプレイにも取り付けられるとのことだ。
所有しているiMac (Late 2015, 21.5-inch)に取り付けてみた。
21.5インチのiMacは横幅が52.8cmなので、ギリギリではあるが問題なく設置できる。
ただ、首振り機能を使って角度を調整しているひとは注意が必要だ。
角度をつけると上に置いたものの重みによって後ろに倒れてしまうからだ。
あくまでも、垂直に近い角度でディスプレイを設置している場合のみ活用できる商品と言えるだろう。
設置幅は20cmと50cmの2種類
筆者が購入したDB-500は幅50cmだが、よりコンパクトな幅20cmのモデル(DB-200)もある。
こちらも黒と白の2色展開だ。
DB-200の耐荷重は等分布で500gだそうだから、そんなに多くのものは置けないだろう。
あくまでも、眼鏡やメモ用紙、付箋などの軽い小物を置くためのものと理解されたい。