先日赤坂見附駅近くのASUS Store Akasakaで行われたASUSの新製品発表会で2019年春モデル(UX433/UX333)を確認してきたのでレポートしたい。
今回発売された「ZenBook」には指先一つでタッチパッドがテンキーに変わる「NumberPad」が搭載。狭額ベゼルのコンパクトボディで、NVMe接続のSSDを搭載したノートパソコンだ。
僕はこの新しい「ZenBook」を株式投資をする全てのひとにオススメしたい。
ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」 サイトTOP指先一つでタッチパッドがテンキーに変わる「NumberPad」
ASUSといえば自作PC用のパーツやリーズナブルなパソコンのイメージが強いが、「ZenBook」の何が投資家・デイトレーダーにオススメなのか。
それは指先一つでタッチパッドがテンキーに変わる「NumberPad」だ。
右上のテンキーのマークを押すとタッチパッドにテンキーが浮かび、もう一度押すと消える仕組みだ。
テンキーがついているノートパソコンはキーボードやタッチパッドが左に寄って使いづらいが、これはタッチパッドがテンキーに変わるうえにテンキーモードでもタッチパッドとして使える。
コンパクトサイズのモバイルパソコンでテンキーが使え、しかも物理的なスペースを取らないというのが画期的だ。
「NumberPad」と「Cortana」検索ボックスが投資家に最適
「NumberPad」が何の役に立つのか。勘の良い方ならおわかりだろうが、Windows 10に搭載されている「Cortana」の検索ボックスに4桁の数字を入れると株価検索ができる。モバイルノートでは横並びで面倒だった株価検索が、専用のテンキーなしで、タッチパッドに表示される「NumberPad」でできるようになったのだ。
ノートパソコンにテンキーなどもはや時代遅れだ。
ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」 サイトTOP狭額ベゼルでコンパクトボディを実現
狭額ベゼルでコンパクトボディを実現し、13インチの「UX333FA」はUX330と比較すると21%、UX331と比較すると14%のサイズダウンとなった。「A4用紙とほぼ同等の世界最小クラス」を謳うだけはある。
その他の特徴
14インチ(UX433FN)は外部GPUを搭載
少し大きくはなるが、14インチモデル(UX433FN)は外部GPU(NVDIA GeForce MX150;2HB)を搭載している。ハードなゲーマーには向かないけれども、外部GPUを積んでいる分メモリが浮くので簡単な動画編集などには十二分に耐えられるだろう。
Harman/Kardonのオーディオテクノロジー
13インチ(UX333FA)、14インチ(UX433FN)ともに「Harman/Kardon」のオーディオテクノロジーが生かされている。内蔵ソフト「AudioWizard」では音楽モードや映画モードなどが選択できるようになっている。
カラーは2色展開
本体カラーは「ロイヤルブルー」と「アイシクルシルバー」の2色展開。個人的には「ロイヤルブルー」が好み。
非光沢液晶(MS Office付き)と光沢液晶モデル(Officeなし)
13インチの非光沢液晶モデルは「Microsoft Office Home and Office 2016」が付属、それ以外のモデルは光沢液晶でビジネス統合アプリは非搭載だ。「Office 365」を使うという想定なのだろうか。
Amazonで検索したところ、14インチモデルはサードパーティ製の反射防止フィルムが出ているようだ。
ラインナップ
13インチ(UX333FA)
- ASUS ZenBook 13 UX333FA (UX333FA-8265RBG)(光沢液晶・Office非搭載・ロイヤルブルー)
- ASUS ZenBook 13 UX333FA (UX333FA-8265ISG)(光沢液晶・Office非搭載・アイシクルシルバー)
- ASUS ZenBook 13 UX333FA (UX333FA-8145RBS)(非光沢液晶・MS Office搭載・ロイヤルブルー)
- ASUS ZenBook 13 UX333FA (UX333FA-8145ISS)(非光沢液晶・MS Office搭載・アイシクルシルバー)
14インチ(UX433FN)
- ASUS ZenBook 14 UX433FN-8265RB(光沢液晶・Office非搭載・ロイヤルブルー)
- ASUS ZenBook 14 UX433FN-8265IS(光沢液晶・Office非搭載・アイシクルシルバー)
- ASUS ZenBook 14 UX433FN (UX433FN-8565)(光沢液晶・Office非搭載・ロイヤルブルー;上位モデル)
購入はASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」 サイトTOPから。
NumberPad搭載モデルはUS配列に換装不可能
通販などでは日本語キーボードしか選べないのだが、直営店「ASUS Shop Akasaka」で購入した場合はプラス15,000円で英語キーボード(US配列)に換装してくれるサービスがある。
記事公開時、換装可能とお伝えしたが、ZenBook シリーズの「ScreenPad」搭載モデル 「NumberPad」搭載モデルは対象外だそうだ。
ASUSも英語キーボードの需要は把握しており、将来的に公式オンラインショップのカスタマイズに組み込むことを検討しているとのこと。