VAIOは14型モバイルノートパソコン「VAIO SX14」を2019年1月17日に発表した。13.3インチディスプレイを搭載する「VAIO S13」の後継機とみられ、スリムベゼル化によって(ほぼ)13インチサイズに14型ディスプレイを搭載している。
スリムベゼルでコンパクト・軽量
超スリムベゼル化で13.3インチ「VAIO S13」の本体サイズをほとんど変えることなく14.0型ディスプレイを搭載。最先端のカーボン素材を採用することで、構成によっては本体重量約999gを実現している。
4K液晶選択可能
「VAIO SX14」では、これまでのフルHD解像度(1920×1080ドット表示)に加えて、4K解像度(3840×2160ドット)パネルが選択可能に。
文字や図表が滑らかに表示され、情報量も増えるので動画や写真の編集などにもうってつけだ。
新旧規格のインターフェイスをフル装備
個人的にはUSB Type-C端子とアダプタがあればいいと思うのだが、「VAIO SX14」は新旧規格のインターフェースを残している。
4K出力対応のHDMI端子、VGA端子(アナログRGB出力端子)、有線LAN端子のほか、最新のUSB Type-C端子、3つのフルサイズUSB端子、SDメモリーカードスロットなどをコンパクトなボディに全て搭載。外付けアダプターを持ち運ぶ必要がない。
USB Type-Cではさまざまな周辺機器との接続や充電などを1本のケーブルで行えるので、将来的な拡張性も担保されている。
3画面同時表示対応
HDMI端子と、VGA端子(アナログRGB出力端子)/USB Type-C端子の同時出力が可能なため、内蔵ディスプレイを含めて3画面同時出力ができるようになっている。
スタミナバッテリー搭載・LTEモデルも
内蔵バッテリーは最大約11.0時間の連続駆動を実現。わずか1時間の充電でも最大8時間分の充電が出来る急速充電に対応している。
付属のACアダプタも約200gと軽量だ。
「VAIO SX14」にはSIMフリーのLTE対応モデルも用意されていて外出先でWi-Fi難民になることもない。自宅やオフィスではWi-Fi、外出先ではLTEというように自動的に最適な回線を選んでくれるので煩わしさがないのが特徴だ。
ソニーストアでは英語キーボード選択可能
VAIOシリーズで嬉しいのは、ソニーストアでのカスタマイズでキーボードが日本語配列(JIS配列)だけでなく英語配列(US配列)が選べるところ。
どちらもバックライト搭載でキーストロークは約1.2mm、キーピッチは約19mmとなっている。
「VAIO SX14」の主なスペック
- 画面サイズ:非光沢14.0型ワイド
- Full HD(1920×1080)
- Ultra HD(4K;3840×2160)
- OS:以下から選択可
- Windows 10 Pro 64ビット
- Windows 10 Home 64ビット
- CPU:
- Celeron 4205U(1.80GHz、2コア2スレッド、2MBキャッシュ)
- Core i3-8145U(2.1GHz;最大3.9GHz、2コア4スレッド、4MBキャッシュ)
- Core i5-8265U(1.60GHz;最大3.9GHz、4コア8スレッド、6MBキャッシュ、VAIO TruePerformance)
- Core i7-8565U(1.80GHz;最大4.6GHz、4コア8スレッド、8MBキャッシュ、VAIO TruePerformance)
- メモリ:4GB、8GBまたは16GBから選択(増設不可)
- ハードドライブ:SSD 256GB〜1TBから選択
- バッテリー駆動時間(店頭モデルの場合):約12時間
- 主な入出力端子:
- USB-C 3.1:(給電機能付き;映像出力:4096×2160/30Hz または 3840×2160/60Hz)
- HDMI(4096×2160/24Hz または 3840×2160/30Hz)
- VGA(ミニD-Sub 15ピン;1920×1200)
- SuperSpeedPlus USB 10Gbps(USB 3.1) port 給電機能付き×1
- SuperSpeed USB (USB 3.0) port×2
- 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
- ヘッドホン出力(ヘッドセット対応ステレオミニ端子)
- SDメモリーカードスロット(SDHC、SDXC対応、UHS-Ⅰ対応)
- 無線LANなど:IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.1 準拠
- SIM対応モデルの場合:MicroSIM、GPS搭載
- 本体重量:約999〜1045g
カスタマイズはソニーストアまたはVAIOストアで
「VAIO SX14」は店頭販売モデルもあるが、ソニーストアやVAIOストアでカスタマイズして購入するのがオススメだ。
特に英語キーボードを選びたいひとはソニーストアで購入するのがいいだろう。