「デルアンバサダープログラム」のモニターに当選し、Dellのノートパソコン「New XPS 13」(9370)をお借りすることができた。
「XPS 13」(9370)は2018年1月発売のモデルで、13インチというコンパクトサイズに4K液晶も搭載できるプレミアムノートブック。サイズは僕の持っている「MacBook Air(11インチ)」と同じくらいで、A4コピー用紙サイズだ。狭小ベゼルでコンパクトなボディを実現している。
2019年1月にはマイナーチェンジした「XPS 13」(9380)も発売されている。
実は1年前にも同機種をお借りしたことがあってレビューを書いたのだけど、今回は前回のものよりもスペックの高いハイエンドモデル。すごくサクサク動いて使っていて心地が良かった。以前のレビューは以下から。
外箱
以前お借りしたときは白い化粧箱だったが、今回はブラックモデルなので化粧箱も黒。Dellのロゴのみというシンプルなデザインが好印象だ。
外観
表面はDellのロゴのみ、裏面はXPSのロゴのほかに技適マークやPCリサイクルのロゴなどが印字されている。
本体を開くと現れる4K液晶。100%表示だと文字が細かすぎるので、スケーリング300%が推奨されている。ひとによっては200〜225%くらいでも大丈夫だと思う。
キーボード
今回もお借りしたのは13インチの日本語キーボード(JIS配列)モデルだ。「XPS 13」は直販サイトなどのカスタマイズで英語キーボード(US配列)も選べるようになっている。
キーの右の方に着目していただきたい。右側のハイフンや括弧、バックスペースやエンターキーが非常に狭いのだ。
カタログを見る限りでは英語キーボードではこの問題は起きていない。「半角/全角」キーを左上に配置し、「Enter」キーを縦長にしたためにこのような変則的な配列になってしまっているようだ。
もう一つの問題は、右下の矢印キーと「PgUp」「PgDn」キーの隣接。別のキーを触ってしまってフラストレーションが溜まることがしばしば。この辺りは改善していただきたいところだ。
4K液晶で「DAZN」などの動画配信も綺麗
今回の「デルアンバサダープログラム」ではスポーツ動画配信サービス「DAZN」のクーポンコードを戴いたので、贔屓にしている千葉ロッテマリーンズ戦などを観戦した。
やっぱり4K液晶はいい。動画がすごく綺麗なんだもの。
これを体験したあとにフルHDに戻ると、なんだかなぁと(苦笑)。
MacでRetinaディスプレイを経験すると非Retinaに戻れなくなるのと同じように、PCでも4Kを体験すると戻れなくなる。
インターフェイスはUSB-C・Thunderbolt 3に対応
入出力端子は給電機能に対応したThunderbolt 3端子×2とUSB-C 3.1端子1つ、それにヘッドセット対応のステレオミニ端子とmicroSDメモリーカードスロットのみとなっている。
microSDじゃなくてSDカードが入ったらなぁというのが少し惜しく感じられた。
付属品としてUSB-C ・Thunderbolt 3端子対応のACアダプタとUSB-CからUSB-Aに変換するアダプタがついている。
画面の解像度に不満のある人はNew XPSを選ぼう
Dell「XPS 13」は画面の解像度を求めるひとにオススメだ。Windowsのノートパソコンで13インチに4K液晶を搭載していて、重量は1.21㎏とモバイルユースにも耐えられる。
2018年モデル「XPS 13」(9370)と2019年モデル「XPS 13」(9380)の主な違いは、フロントカメラの位置と顔認証の有無。9370では画面下に配置されていたフロントカメラが9380では画面上部に移動、9370に搭載されていた顔認証「Windows Hello」が9380では非搭載となっている。
より大きな画面を求めるひとは15インチの「XPS 15」もあるので検討されたい。