三越伊勢丹ホールディングスのカード会社株式会社エムアイカードの発行する「MIカード」「三越 M CARD」「伊勢丹伊勢丹アイカード」を利用すると、三越伊勢丹グループ百貨店で年間購入金額に応じて5〜10%のポイントが貯まる(食料品・喫茶店などや1品3,000円(税抜)未満の商品は1%)。
MIカードは初年度は年会費無料で、2年目以降は2,000円(税抜)。MIカードゴールドは初年度から年間10,000円(税抜)の年会費がかかる。
MIカード・MIカードゴールドの特徴
三越伊勢丹グループでの買い物
年間購入金額に応じたポイント
三越伊勢丹グループ百貨店では、年間購入金額に応じて5〜10%のポイントが貯まる。エムアイポイントは1ポイント1円で利用可能。
- 初年度:5%
- 前年の年間購入金額
- 30万円(税込)未満:5%
- 30万円(税込)以上:8%
- 100万円(税込)以上:10%
ただし、 食料品・レストラン・喫茶、一品3,000円未満の商品は1%しかつかないので注意が必要だ。
ファミリー登録「つながります」で離れた家族とも年間購入金額の合算が可能
「つながります」は、契約や生計が別でも、家族内で一番高いポイントが全員に適用され、年間購入金額も合算されるサービス。メイン会員から2等親いないの家族4名までパートナー会員として登録できる。家族カードでなくそれぞれでエムアイカードを持っている人には嬉しいサービスだ。
株主優待との併用がお得
エムアイカード社発行のクレジットカード(一部提携カードを除く)は三越伊勢丹HD(3099)の株主優待と併用できる。株主優待と併用する場合エムアイポイントはつかないが、保有株式数に応じた限度額(100株の場合は年間30万円)まで、(一部店舗・商品を除き)グループの百貨店での税抜100円以上の買い物が10%割り引かれる。
エムアイカードは食料品・レストラン・喫茶、一品3,000円未満の商品は1%しかポイントがつかないのだが、株主優待は税抜100円以上の買い物であれば10%割引が適用されるので、小額商品の買い物や食料品売場ではこちらの方が圧倒的にお得だ。セール品も、その価格から10%割り引かれる。
さらに、株主優待を利用しても年間購入金額に加算されるので、株主優待の上限額を超える買い物をするのであれば、その時点で100株(上限30万円)でも次年度から8%ポイントになる。
もし株主優待の上限額を超えるのであれば、小額商品や食料品、喫茶店などは株主優待を併用し、そうでないものはエムアイカード単独で購入するのが賢いだろう。
三越伊勢丹グループ外での買い物
国際ブランドはVISAとアメックス。三越伊勢丹グループ外の買い物では、一般カードは200円(税込)あたり1ポイント、ゴールドカードは100円(税込)あたり1ポイントのエムアイポイントがたまる。
提携店でポイントアップ
ビックカメラ、ソフマップ、J:COM、サカイ引越センターなどではポイントが一般カードでも1%、kmタクシーでは1.5%になるなど、エムアイカード提携店ではポイントが加算される。
エムアイポイントのポイント交換先
MIポイントはマイルや提携先ポイントに交換できる。
- JALマイル
- エムアイポイント3,000ポイント→JALマイル1,500マイル
- JAL3,000マイル→エムアイポイント1,500ポイント(10,000マイル未満)
- JAL10,000マイル→エムアイポイント10,000ポイント(10,000マイル以上)
- ANAマイル
- エムアイポイント2,000ポイント→ANAマイル500マイル
- ANA10,000マイル→エムアイポイント10,000ポイント
- JTBトラベルポイント
- エムアイポイント1,000ポイント→JTBトラベルポイント1,000ポイント
- JTBトラベルポイント1,000ポイント→ エムアイポイント1,000ポイント
エムアイカード・エムアイゴールドカードまとめ
- 年会費
- 通常カード:2,000円(税抜;初年度年会費無料)
- ゴールドカード:10,000円(税抜)
- 特徴:
- 年間購入金額に応じて三越伊勢丹グループ百貨店で5〜10%ポイント
- 小額商品やレストラン・喫茶などは1%ポイント
- 三越伊勢丹HD(3099)の株主優待(10%割引)と併用可(ポイントはつかない)
- ブランド:
- VISA
- AMERICAN EXPRESS
- 三越伊勢丹グループ外での利用ポイント
- 一般カード:200円(税込)あたり1ポイント
- ゴールドカード:100円(税込)あたり1ポイント