Appleは現地時間2018年6月4日、「WWDC 2018」にて次期iOS「iOS 12」を発表した。
iOS 12のシステム要件はiOS 11と同じ。現在iOS 11が使えているデバイスであればアップデートが可能になる。
パフォーマンスも向上し、現行よりも高速化されるという。
ARが充実・サイズ計測機能「Measure」も
iOS 12の売りはAR機能。Adobe Creative Cloudでもネイティブ対応することが発表された。
複数ユーザーで同じAR空間を共有することも可能になる。
また、カメラを通じてサイズを計測する「Measure」機能も発表された。カメラをかざすだけで長さが測定できるというのは驚きだ。
Siriがパワーアップ
サードパーティアプリでSiriを呼び出す機能が追加される。
News Appにブラウズタブを追加
現状日本では使えないNews App。ブラウズタブが追加され、株式Appでは株式関連ニュースを読めるようになることが発表された。
CarPlayがサードパーティアプリに対応
CarPlayは、Google マップなどのサードパーティ製地図アプリに対応するそう。
利用時間の分析・制限ツール
iOSデバイスの使用時間を分析して確認する機能が追加される。特定のアプリに使用時間制限を設定することが可能になる。
ペアレントコントロール機能も強化され、子どものiOSの使用時間を確認したり使用時間を制限することもできる。
アニ文字がパワーアップ
アニ文字もパワーアップ。キャラクターが追加され、iMessageだけでなくFaceTimeでも利用可能になるそう。
個人のアニ文字「Memoji」が作成できるようになり、好きなアバターを作成してカスタムすることができる。
FaceTimeは最大32人まで!
ビデオチャットツール「FaceTime」は最大32人まで参加可能なグループチャット機能を搭載する。アクティブな人の映像が大きくなったりする機能もある。もうSkypeやGoogle Hangoutは飲み込まれてしまうかもしれない。
その他
- 「おやすみモード」の自動オフ機能
- 「ボイスメモ」アプリがiPadに対応。
- 「iBooks」は「Apple Books」に。